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SPECIAL WEINACHTS ADVENTS BLOG 2022 The Day 2nd

今日は、Weihnachts Konzert aus Hannover 2022 The Day 2nd 、2022年11月20日の演奏会を観にいらしてくださった恩師の吉川朝子先生に会いに行きます。


先生との出会いは、私が15歳の時。

福岡にいらっしゃる恩師の松村英夫先生が脳腫瘍で半身不随になってしまわれて。

たくさんの生徒さんが松村先生から去る中、私はずっとお側にいて去ることができませんでした。


松村先生から最後に許可をいただき、ヴュルツブルク音大の教授のマスタークラスを受けました。鹿児島県鹿児島市出身の私は、もう誰にも習う気はなかったのですが、教授から、ヴァイオリンを辞めてはならない、と吉川朝子先生の名刺をいただきました。


中学から吉川朝子先生の元へ飛行機でレッスンに通わせていただき、とても熱く情熱的なレッスンをしていただきました。

厳しいなかにも、非常に分かりやすく、細やかに、論理的かつ情熱的に指導していただき、今の私のテクニックをたくさん教えていただきました。


吉川先生の演奏の特に素晴らしいと思うところは、先生を見ても感じ取れる、センスの素晴らしさと、スタイリッシュさだと思います。


スタイリッシュは、私の中に全くないものです。

お洒落な演奏は、本当に身も心もお洒落な方にしか持てないものであり、ドイツに長年いても、先生のようなお洒落なスタイリッシュな演奏は、見たことがありません。カリスマ性といいますか。


最初に師事した松村英夫先生は、誰よりも甘く心を揺さぶるような音色を持っていらっしゃいました。ドイツで松村先生のようなヴァイオリンの演奏には、出会えませんでした。


私がドイツで師事したアダム・コステツキ先生は、ダヴィッド・オイストラフの弟子であり、忠実な基礎テクニックを持っていらっしゃる方でした。先生と同じ音色の方はいらっしゃらないと思います。


私が長く師事した3人の先生方が全く違い、唯一無二であったな、と改めて感じます。幸運なことです。



吉川朝子先生と15年ぶりに再会できたことを嬉しく思います!


明日は、先生とゆっくりお会いした際のことを書きたいと思います!


引き続き、SPECIAL WEINACHTS ADVENTS BLOG 2022をお楽しみに!


写真は、久しぶりに再会できた素敵な吉川朝子先生と、全力を尽くした直後のハイオウ・チャン、と柳田慶子です。


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